第213章 新たな協力

「福田さんが最後に来院されたのは、たしか三ヶ月ほど前ですね」

 井上颯人の心臓が、ドクリと嫌な音を立てた。

 彼は前のめりになり、矢継ぎ早に問い詰めた。

「じゃあ、その最後の検査の時、目の状態はどうだったんですか? すでにもう治っていたとか?」

 主治医は記憶を辿るように宙を見上げ、手を伸ばしてキーボードを数回叩くと、福田祐衣のカルテを呼び出した。しばらく画面を眺めてから、首を振った。

「いや……それはありません」

「あの時の再診には、あなたも付き添われていたはずですが。当時はまだ、緩やかに回復しているという程度でした」

「つまり、今はもう目が見えている可能性が高いということで...

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